コネクタとは?AIと仕事の情報を安全につなぐ
コネクタの役割
コネクタは、AIアプリと外部サービスをつなぎ、その情報や機能を使うための接続機能です。例えば、許可した保存先から資料を探し、会話の中で要点を整理する使い方があります。対応するサービスや操作は製品ごとに異なります。名前が同じでも、検索だけできるものと、情報の作成・更新までできるものがある点が大切です。
MCPやSkillsとの違い
MCPは外部とやり取りする共通ルール、Skillsは繰り返す仕事の手順や資料をまとめる形式です。コネクタは利用者が接続を設定する機能で、内部にMCPを使うものもありますが、すべてがMCP方式とは限りません。製品によって「アプリ」などの名称も使われます。画面上の呼び名だけで、使える機能を判断しないようにしましょう。
- コネクタ
- 接続を設定する機能
- MCP
- やり取りの共通ルール
- Skills
- 仕事の手順書
接続する前に決めること
まず「何をしたいか」「どの情報が必要か」を一つずつ決めます。例えば「公開用のサンプル資料を探して要約する」なら、送信や削除の権限は不要です。接続先の公式案内で提供元を確かめ、対象アカウントとアクセス範囲を確認します。仕事用と個人用を取り違えず、会社の情報は組織のルールに沿って扱ってください。
小さく使ってみる
対応するAIアプリの接続設定からサービスを選び、必要な認証・同意を行います。OAuthという方式では、接続先の画面でログインし、どの権限を渡すかを確認します。画面や利用条件はサービスにより異なります。最初は機密情報のない資料で「この資料の要点を三つ、出典付きで教えて」と頼み、実際の原文と回答を照合しましょう。
例えば同じ資料サービスでも、複数のアカウントを持っている場合は、接続したアカウント名まで確認します。見つからない資料があっても、すぐにアクセス範囲を広げるのではなく、そのアカウントで元の資料を開けるかを調べると原因を分けられます。AIが示した資料名、リンク、更新日を原文と比べ、違う資料なら対象を指定し直しましょう。接続状況の表示だけで、必要な情報がすべて取得できたと判断しないことも大切です。
- 必要な情報を決める
- 接続先・権限を確認
- 小さな例で試す
接続後も権限を見直す
「確認してから操作する」というAI側の設定と、接続先から与えたアクセス権は別です。確認回数を変えても、元の権限そのものが減るとは限りません。送信・公開・更新は内容と対象を確かめてから許可し、不要になった接続は解除します。パスワードやAPIキーを会話や公開資料に書かず、連携を外す方法も先に確認しましょう。つながることと、安全に使い続けることをセットで考えるのがコツです。